2007年 08月 24日
ナツノコドモ |
今日、小さな頃の自分と出会った。
二日酔い気味の身体に太陽を受けながらてれてれと歩いていた時であった。
猫寺町とまたたび町の中間にあるやや小高くなった場所でふと、視界の片隅をからすあげはの黒がよぎり、空を仰いだ。
青い空に入道雲、遠くに蝉の声と軽飛行機の音...
その瞬間、ひどくわくわくと楽しく、世界は希望に満ちておりきらきらと輝いているように思えた。
立ち止まり、その感覚にしばらく気分をゆだねながら思い出していた。
ああ、これは小さかった頃の夏に感じていた感覚だ...
それはほんの30秒にも満たない時間であったが、わたくしの中身はその時、確かに小さかった頃の自分であった。
...覚めてみれば二日酔いのしょぼい自分がそこに残されていたわけだが、ほお、なるほどなあと思ったわたくしである。
小さい頃の自分がココロのドコカにいまだに潜んでいるのだなあ...
おそらくあの瞬間の空気感や日の光や音や、そうした気配や雰囲気が過去のカギをこじ開けたのだろう。
失われたのではなく、忘れてしまっていたのだろうあの感覚。
もしかすると何十年かののちに、今の自分もふいに蘇るのかもしれないな。
二日酔い気味の身体に太陽を受けながらてれてれと歩いていた時であった。
猫寺町とまたたび町の中間にあるやや小高くなった場所でふと、視界の片隅をからすあげはの黒がよぎり、空を仰いだ。
青い空に入道雲、遠くに蝉の声と軽飛行機の音...
その瞬間、ひどくわくわくと楽しく、世界は希望に満ちておりきらきらと輝いているように思えた。
立ち止まり、その感覚にしばらく気分をゆだねながら思い出していた。
ああ、これは小さかった頃の夏に感じていた感覚だ...
それはほんの30秒にも満たない時間であったが、わたくしの中身はその時、確かに小さかった頃の自分であった。
...覚めてみれば二日酔いのしょぼい自分がそこに残されていたわけだが、ほお、なるほどなあと思ったわたくしである。
小さい頃の自分がココロのドコカにいまだに潜んでいるのだなあ...
おそらくあの瞬間の空気感や日の光や音や、そうした気配や雰囲気が過去のカギをこじ開けたのだろう。
失われたのではなく、忘れてしまっていたのだろうあの感覚。
もしかすると何十年かののちに、今の自分もふいに蘇るのかもしれないな。
by chimachi666
| 2007-08-24 20:26
| ちま日和